Canva(キャンバ)の使い方や機能、基本的な操作方法について解説

Canvaは、デザイン経験がない人でも直感的に操作できるオンラインデザインツールです。
この記事では、Canvaの多彩な機能や基本的な使い方について、初心者にもわかりやすく説明します。
豊富なテンプレートや素材を活用し、プレゼン資料やSNS投稿、チラシなど、プロのようなデザインを作成する方法を習得しましょう。
本稿を読めば、Canvaの全体像を把握し、すぐにデザイン制作を始められます。

目次

Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)

簡単操作で誰でもあらゆるデザインを作成できるビジネス版「Canva」
豊富なテンプレートや素材が用意されているため、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に
プロクオリティのプレゼンテーション、動画、ポスター、メニューなどあらゆるものをデザインできます。

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Canva(キャンバ)はデザイン未経験者でも手軽に使えるツール

デザイン初心者にとって、専用ツールの操作は難しいと感じることがあります。
何から手をつけていいかがわからない場合でも、Canvaなら心配ありません。
このツールは直感的な操作で簡単にデザインが作れるように設計されており、専門の講座を受けなくてもすぐに使いこなせます。
無料から始められる手軽さも魅力で、多くのユーザーに支持されています。


Canvaでデザイン作成をする5つのメリット

Canvaを利用するメリットは多岐にわたります。
専門知識がなくても質の高いデザインが作れる点や、豊富な素材が揃っている点が特におすすめのポイントです。
本稿では、Canvaが持つ5つの大きなメリットを解説し、デザイン作成がどれほど面白い体験になるかを紹介します。
これらのメリットを理解すれば、Canvaが多くの人に選ばれる理由がわかります。

専門知識がなくてもプロ級のデザインが作れる

Canvaの最大の魅力は、デザインの専門知識がなくても直感的な操作でプロ級のデザインを作成できる点です。ドラッグ&ドロップといった簡単な操作で、テキストや画像を自由に配置できます。
また、デザインの印象を大きく左右するフォントも豊富に用意されており、美しい日本語フォントも多数利用可能です。これにより、デザインの経験がない人でも、洗練されたビジュアルを簡単に作り上げることができ、アイデアをすぐに形にできます。
操作画面も日本語に完全対応しているため、迷うことなく作業を進められます。

豊富なテンプレートでおしゃれなデザインがすぐ完成

Canvaには、プロのデザイナーが作成した数万点以上ものおしゃれなテンプレートが用意されています。プレゼンテーション資料やSNS投稿、チラシ、名刺など、作りたいデザインの用途を選ぶだけで、すぐに編集を開始できます。
これらのテンプレートはデザインのベースとして非常に優れており、写真やテキストを差し替えるだけで、誰でも簡単に見栄えの良いデザインを完成させることが可能です。
ゼロからデザインを考える手間が省けるため、時間がない場合でも迅速に質の高い制作物を仕上げられます。

写真やイラストなどの素材が充実している

Canvaでは、デザインに使用できる数百万点以上の高品質な写真やイラスト、アイコンなどの素材が提供されています。これらの素材はCanvaのプラットフォーム内で直接検索して利用できるため、外部の素材サイトを探し回る必要がありません。
人物や風景の写真から、ビジネスシーンで使えるイラスト、矢印や四角といった基本的な図形まで、あらゆるジャンルの素材が揃っています。
これらの素材を組み合わせるだけで、オリジナリティあふれるデザインを簡単に作成でき、表現の幅が大きく広がります。

パソコンだけでなくスマホアプリでも編集できる

Canvaはパソコンのブラウザ版だけでなく、専用のスマホアプリも提供されており、場所を選ばずにデザイン作業が可能です。
iPhoneやAndroidのスマホ、iPadなどのタブレット端末にも対応しているため、外出先での急な修正やアイデアが浮かんだ際の簡単な下書き作成に便利です。データはクラウド上で自動的に同期されるため、パソコンで作成したデザインの続きをスマホで編集するといったシームレスな連携が実現します。
これにより、個人のライフスタイルに合わせて、最も効率的な方法でデザイン制作を進められます。

画像だけでなく動画の作成も可能

Canvaは静止画だけでなく、簡単な動画編集機能も備えています。
写真や短いビデオクリップを組み合わせて、オリジナルの動画やスライドショーを作成できます。テキストや素材にアニメーション効果を加えたり、ページ切り替え時に多彩なエフェクトを適用したりすることで、視聴者の目を引く魅力的なコンテンツを手軽に制作可能です。SNS用の短いプロモーション動画や、プレゼンテーションに使用する説明用の動画など、様々な用途に対応できます。
専門的な動画編集ソフトを使わなくても、Canvaだけで完結させられます。


Canvaの料金プランは何が違う?無料版と有料版を比較

Canvaには無料で利用できるプランと、より多くの機能を使える有料プランがあります。
無料プランでも十分に多くのことができますが、有料プランはさらに高度な機能を提供します。
有料版は高いと感じるかもしれませんが、その価値を理解するために、本稿では無料版と有料版の具体的な違いを比較して解説します。
どちらのプランが自分の目的に合っているかを確認しましょう。


Canvaを始めるためのアカウント登録手順

Canvaを使い始めるにはまずアカウント登録が必要です。
登録作業は数分で完了しGoogleアカウントやメールアドレスを使って簡単に行えます。
この記事ではCanvaのアカウント登録手順をステップごとに詳しく解説します。
登録後の基本的な設定やログイン方法についても触れるためスムーズに利用を開始できるでしょう。


これだけは覚えたい!Canvaの基本的な操作方法6ステップ

Canvaでデザインを作成するためには、いくつかの基本的な操作を覚える必要があります。
本稿では、デザイン制作の核となる6つの基本ステップをわかりやすく解説します。
これらの操作をマスターすれば、テンプレートのカスタマイズやオリジナルデザインの作成がスムーズに行えるようになります。
まずはこの基本操作を身につけて、Canvaを使いこなす第一歩としましょう。

テキストを追加してメッセージを伝える

デザインにおいて、文字は情報を伝えるための重要な要素です。
Canvaでは、画面左側のツールバーから「テキスト」を選択し、簡単に見出しや本文などの文字を追加できます。追加したテキストボックスを選択すると、フォントの種類やサイズ、色、太字や斜体といった書式設定を自由に変更可能です。また、文字の間隔や行間、配置の調整も直感的に行えるため、デザイン全体のバランスを見ながら最適なレイアウトを追求できます。
豊富な日本語フォントが用意されているので、伝えたいメッセージの雰囲気に合わせて最適なものを選べます。

好きな写真をアップロードして使用する

Canvaでは、用意されている素材だけでなく、自分が持っている写真やロゴ画像をアップロードしてデザインに利用できます。
画面左側のツールバーにある「アップロード」からファイルを選択するか、パソコンから直接ドラッグ&ドロップするだけで簡単に写真を追加可能です。アップロードした写真はCanvaのアカウント内に保存されるため、一度追加すれば他のデザインを作成する際にも繰り返し使用できます。
これにより、オリジナリティの高い、自分だけのデザインを作成することができ、ブランドイメージを反映させたい場合にも便利です。

イラストや図形などの素材を配置する

Canvaのライブラリには、デザインを豊かにするイラストや図形、アイコンといった素材が豊富に揃っています。
ツールバーの「素材」からキーワードで検索し、気に入ったものをクリックまたはドラッグ&ドロップでデザイン上に追加できます。特に便利なのが「フレーム」機能で、さまざまな形のフレームの枠内に写真をはめ込むだけで、簡単におしゃれな写真コラージュを作成可能です。
これらの素材を効果的に配置することで、視覚的に魅力的で分かりやすいデザインを効率的に作れます。

素材の色やサイズを自由に変更する

デザインに追加した素材は、色やサイズを自由に編集できます。
素材を選択すると、バウンディングボックスが表示され、四隅のハンドルをドラッグすることで簡単に拡大縮小が可能です。また、多くのイラストや図形は色の変更に対応しており、画面上部のカラーパレットから好きな色を選んでデザインのトンマナに合わせられます。回転ハンドルを使えば角度も自由に変えられるため、細かなレイアウト調整も直感的に行えます。
これらの編集機能を駆使することで、既存の素材を自分好みにカスタマイズできます。

操作を一つ前に戻す方法

デザイン編集中に操作を間違えてしまっても、Canvaなら簡単に一つ前の状態に戻すことができます。
画面の左上にある左向きの矢印アイコンをクリックすると、直前の操作が取り消されます。この「元に戻す」機能は何度も連続して使用できるため、数ステップ前の状態まで遡ることも可能です。また、キーボードショートカットを使えば、より迅速に操作を元に戻すことができます。逆に、元に戻した操作をやり直したい場合は、右向きの矢印アイコンをクリックします。
この機能を覚えておけば、失敗を恐れずに様々な編集を試せます。

作成したデザインを保存・ダウンロードする

Canvaでは、作成中のデザインはクラウド上に自動で保存されるため、手動で保存作業を行う必要はありません。
インターネット接続があれば、編集内容は常に最新の状態に保たれます。デザインが完成したら、パソコンやスマートフォンにダウンロードします。画面右上の「共有」ボタンをクリックし、「ダウンロード」を選択してください。
ファイル形式や画質、サイズを指定してダウンロードできます。用途に応じて最適な形式を選ぶことが重要です。
例えば、Webサイトで使う画像はJPG、背景を透明にしたい場合はPNG、印刷用ならPDFといった使い分けをします。


デザインの質が上がるCanvaの便利な機能6選

Canvaの基本操作を覚えたら、次はデザインの質をさらに高める便利な機能を使ってみましょう。
背景リムーバーやフィルター、最新のAIの技術を活用した機能など、Canvaにはプロのような仕上がりを実現するためのツールが豊富に揃っています。
ここでは、特に覚えておくと便利な6つの機能を紹介します。
これらの機能を活用することで、より洗練された、オリジナリティあふれるデザイン作成が可能になります。

写真の雰囲気を変えるフィルター機能

Canvaには、写真の雰囲気をワンクリックで変えられるフィルター機能が搭載されています。
写真を選択し、上部メニューの「画像を編集」から「フィルタ」を選ぶと、様々な種類の効果を一覧で確認できます。
モノクロやセピア、ビンテージ風など、デザインのコンセプトに合わせて手軽に写真のトーンを調整可能です。また、各フィルターの強さをスライダーで微調整したり、「調整」タブから明るさやコントラスト、彩度などを個別に細かく設定したりすることもできます。
これにより、写真素材をデザイン全体のテイストに完璧に馴染ませることが可能です。

写真の不要な部分を切り抜くトリミング

写真の構図を調整したい場合、トリミング(切り抜き)機能が役立ちます。
写真を選択して「切り抜き」ツールを選ぶと、必要な部分だけを残して不要な範囲をカットできます。これにより、被写体を強調したり、レイアウトに合わせたサイズに調整したりすることが可能です。さらに、有料プランのCanvaProでは「背景リムーバー」という強力な機能が利用できます。これはAIが被写体を自動で認識し、ワンクリックで背景だけをきれいに削除してくれるツールです。
人物や商品の切り抜き画像を作成する際に非常に便利で、デザインの幅を大きく広げてくれます。

素材の透明度を調整してデザインに馴染ませる

Canvaでは、写真やイラスト、図形といった各素材の透明度を自由に調整できます。
素材を選択し、画面右上に表示される市松模様のアイコン(透明度)をクリックすると、スライダーが表示されます。このスライダーを左右に動かすことで、0%(完全な透明)から100%(不透明)まで直感的に変更可能です。
例えば、背景に敷いた写真の透明度を少し下げることで、上に乗せるテキストの可読性を高めることができます。また、複数の素材を重ねる際に透明度を調整すると、デザインに奥行きや深みを出す効果も得られます。
コピーした素材の透明度を変えるだけでも表現の幅が広がります。

素材の重なりの順番を入れ替える

複数の素材を配置すると、意図しない順番で重なってしまうことがあります。
Canvaでは、素材の重なりの順序(レイヤー)を簡単に変更できます。順序を変えたい素材を選択し、右クリックするか画面右上の「配置」メニューを開きます。ここから「最前面へ」「前面へ」「最背面へ」「背面へ」といった選択肢を選ぶことで、素材を他の素材の上や下に移動させることが可能です。例えば、テキストが図形の後ろに隠れてしまった場合に、テキストを最前面に移動させて表示させます。
この機能は、スプレッドシートのシート操作のように、複雑なデザインを整理する上で不可欠です。

複数の素材をまとめて移動できるグループ化

テキストと図形など、複数の素材を組み合わせて一つのパーツとして扱いたい場合、グループ化機能が非常に便利です。
キーボードのShiftキーを押しながら複数の素材をクリックして選択するか、ドラッグでまとめて囲み、画面右上の「グループ化」ボタンをクリックします。グループ化された素材は、一つのオブジェクトとしてまとめて移動、拡大・縮小、回転させることができるため、レイアウトのバランスを崩さずに位置調整ができます。作業効率が大幅に向上するだけでなく、複雑なデザインの管理も容易になります。
編集が終わったら、いつでも「グループ解除」で元の個別の素材に戻せます。

SNSやクラウドストレージとの連携機能

Canvaは様々な外部サービスと連携することで、デザイン作業をさらに効率化します。
作成したデザインをインスタグラムやFacebook、X(旧Twitter)などのSNSに直接投稿する機能や、YouTubeのサムネイルとして設定する機能があります。また、GoogleドライブやDropboxといったクラウドストレージと連携し、保存している写真やファイルを直接Canvaに読み込むことも可能です。チームでの共同作業もスムーズで、共有リンクを送信すれば複数人で同時にデザインを編集できます。
これらの連携機能を活用することで、デザインの作成から共有までを一貫して行えます。


Canvaを利用する前に知っておきたい3つの注意点

Canvaは非常に便利なツールですが、利用する上でいくつか知っておくべき注意点があります。
特に、作成したデザインを商用利用する場合や、素材の著作権に関しては、ライセンス規約を正しく理解しておく必要があります。
ここでは、トラブルを避けて安心してCanvaを使い続けるために、事前に確認しておきたい3つの重要な注意点について解説します。
これらのルールを守ることで、Canvaの機能を最大限に活用できます。

商用利用する際はライセンス規約を確認する

Canvaで作成したデザインは、基本的に商用利用が可能です。
例えば、宣伝用のチラシやプレゼンテーションのスライド、Webサイトのバナーなどを制作してビジネスに活用できます。個人的な利用、例えば結婚式の招待状などにも問題なく使えます。
ただし、重要なので注意すべきは、Canvaが提供するテンプレートや素材そのものを加工せずに再配布・販売することは禁止されている点です。
あくまで、自分でテキストや他の素材と組み合わせて制作したオリジナルのデザインとして利用する必要があります。
商用利用を検討している場合は、必ずCanvaの最新のライセンス規約に目を通し、許諾範囲を正確に把握しておくことが求められます。

Canvaの素材をロゴや商標には登録できない

Canvaにはロゴ作成用のテンプレートも多数用意されていますが、利用には注意が必要です。
Canvaが提供するストック素材(イラストやアイコンなど)をロゴの主要な部分として使用し、それを商標として登録することは認められていません。これは、同じ素材を他のユーザーも利用できるため、独自性や識別性が求められる商標の要件を満たせないからです。ただし、線や図形といったごく一般的な素材を組み合わせ、オリジナルのフォントで作成したロゴであれば、商標登録が可能な場合もあります。
自社のロゴを作成する際は、これらの規約を十分に理解した上でデザインを進める必要があります。

素材そのものを再配布・販売することは禁止

Canvaで利用できる写真やイラストなどの素材は、あくまで自身のデザイン制作のために提供されているものです。
そのため、これらの素材を無加工のまま、または少し手を加えただけでダウンロードし、素材集として第三者に再配布したり販売したりする行為は固く禁じられています。
例えば、Canvaのテンプレートを使って作成したデザインテンプレートを販売することや、Canvaの素材を表などにまとめて配布することも規約違反となります。
Canvaの素材は、常に自分のオリジナルデザインの一部として組み込む形で使用し、素材そのものが主体となるような利用は避けなければなりません。


まとめ

この記事では、Canvaの基本的な使い方、メリット、便利な機能、そして利用上の注意点について解説しました。
Canvaは、豊富なテンプレートと直感的な操作性により、デザイン未経験者でも手軽に質の高いデザインを作成できるツールです。
テキストや画像の追加といった基本操作から、背景の切り抜きやSNS連携といった応用機能まで、幅広いニーズに対応します。
無料プランでも多くの機能を利用できますが、有料プランではさらに高度な編集が可能になります。
商用利用の際のライセンス規約など、いくつかの注意点を守りながら活用することで、様々な場面でデザイン作成の強力な味方となります。

Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)

簡単操作で誰でもあらゆるデザインを作成できるビジネス版「Canva」
豊富なテンプレートや素材が用意されているため、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に
プロクオリティのプレゼンテーション、動画、ポスター、メニューなどあらゆるものをデザインできます。

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