2025年11月からCanva(キャンバ)のプラン体系が変更され、法人向けプラン「Canva チームス」の提供が終了し、後継として新プラン「Canva ビジネス」が導入されます。この変更は、単なる名称変更にとどまらず、料金体系や利用できる機能にも影響を及ぼします。
本記事では、新しいプランの詳細、新旧プランの比較、注目すべき新機能、そして既存ユーザーへの影響について、最新情報を基に網羅的に解説します。
※本記事は2025年11月20日時点の情報に基づき作成しており、仕様変更などの場合がございます。詳細情報に関しましてはビズらくにお問い合わせください。

Canva(キャンバ)
簡単操作で誰でもあらゆるデザインを作成できるビジネス版「Canva」
豊富なテンプレートや素材が用意されているため、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に
プロクオリティのプレゼンテーション、動画、ポスター、メニューなどあらゆるものをデザインできます。
【結論】Canva Teamsプランは2025年11月で提供終了!
これまでチームでの利用を目的として提供されてきた「Canva チームス」プランは、2025年11月をもって新規の受付を終了します。これに伴い、チームや法人向けのプランとして「Canvaビジネス」が新たに登場しました。
この新プランは、従来のTeamsプランの機能を継承しつつ、よりビジネスニーズに特化した機能が追加されています。既存のTeamsプラン利用者は、当面の間は現行プランを継続利用できますが、今後のプラン変更や新規契約は新しい体系に沿って行われます。
Canva新設プラン「Canvaビジネス」の概要
2025年11月より実施されるCanvaのプラン体系変更は、特に法人向けプランの再編が大きな柱です。これまでの「Canva チームス」という名称から、より分かりやすい「Canvaビジネス」と、大企業向けの「Canvaエンタープライズ」の2つのプランへと刷新されました。
この変更は、多様化するビジネスシーンの要求に応えるためのもので、プランごとの機能や対象ユーザーがより明確化されています。ここでは、今回のプラン刷新の背景と、新プランへの移行に関するスケジュールを解説します。
法人向けプラン刷新の背景
今回の法人向けプラン刷新の背景には、個人利用から大規模な組織利用まで、Canvaのユーザー層が大きく拡大したことがあります。特にビジネスシーンでの活用が進む中で、チームでの共同作業の効率化、少人数での利用、セキュリティ管理の強化といった、法人ならではの高度なニーズが高まっていました。
従来の「Canva チームス」プランでは対応しきれなかったこれらの要求に応えるため、中小企業向けの「ビジネス」と、より高度な管理機能やセキュリティを備えた大企業向けの「エンタープライズ」という、2つの明確な法人向けプランへと再編成されました。
新プランへの移行スケジュール
新プランへの移行はビズらくでは2025年11月25日から開始されます。まず、このタイミングで「Canva チームス」プランの新規申し込みが停止され、すべての新規契約は新プランの「Canvaビジネス」または一部仕様が変更となった「Canvaエンタープライズ」プランで行うことになります。
現在「Canva チームス」を契約している既存ユーザーは、直ちに新プランへ強制的に移行されるわけではなく、自身でプランを切り替えるまで現在の契約を継続できます。
ただし、ストレージ容量の上限に達した場合など特定の操作を行う際に新プランへの移行が促される場合があります。
Canvaの新旧プランを比較!料金と機能の違いを一覧で解説
Canvaのプラン体系変更に伴い、料金設定と各プランで利用できる機能が大きく見直されました。特に、新設された「Canvaビジネス」は、従来の「Canva チームス」と比較してどのような違いがあるのかが注目されます。
個人利用に適した無償版や個人利用の有料版プランであるプロプランから、法人向けのビジネス、エンタープライズプランまで、それぞれの主な対象ユーザー、新仕様、機能の違いを整理し、利用目的に合った最適なプラン選びをサポートします。
各プランの料金と主な対象ユーザー
新しいプラン体系では、Canva無償版、Canva Pro、Canvaビジネス、Canvaエンタープライズの4つが主要な選択肢となります。
Canva Proプラン
「Canva Pro」は個人クリエイターやフリーランス向けで、全てのプレミアム機能が利用可能です。新仕様ではストレージ容量が1ユーザーあたり1TBから100GBに大幅縮小します。また、ブランドキットに関しても5キットと制限されるため注意が必要です。Canvaビジネスプラン
新設された「Canvaビジネス」は、中小企業やチームでの利用を想定しており、1ライセンスから購入できるようになった点が特徴です。また、ストレージ容量は1チームあたり500GB、ブランドキットは100キット保存が可能です。これにより、個人事業主や小規模チームでも法人向け機能を手軽に利用できるようになりました。
Canvaエンタープライズプラン
Canvaエンタープライズは一部仕様が変わりましたが、基本的には前プランと同様に高度なセキュリティやブランド管理機能が求められる大企業向けのプランとして位置づけられています。変更された部分はカスタムアプリケーションに対応できるようになった点です。カスタムアプリ機能はエンタープライズプランにのみ対応できる機能で、自社専用のアプリや機能をCanva上に組み込み、独自のワークフローや編集ツールとして活用できます。
【個人・小規模向け】無償版とプロプランの主な違い
無償版とCanva Proプランの最も大きな違いは、利用できる機能と素材の範囲です。無償版でも基本的なデザイン作成は可能ですが、Proプランにアップグレードすると、ワンクリックで画像の背景を削除できる「背景リムーバ」や、デザインのサイズを自由に変更できる「マジックリサイズ」といった高度な編集機能が解放されます。
また、1億点以上のプレミアム写真、動画、素材が追加料金なしで無制限に利用可能となり、作成できるデザインの幅が格段に広がります。さらに、ブランドキットやSNS投稿を予約できるコンテンツプランナー機能もProプランの大きな利点です。
【法人・チーム向け】新設「ビジネス」と「エンタープライズ」プランの主な違い
新設された「Canvaビジネス」と「Canvaエンタープライズ」は、どちらもチームでの利用を想定した法人向けプランですが、主な違いは組織の規模と求められる管理・セキュリティレベルにあります。
ビジネスプランは、チームでの共同編集機能、複数のブランドキット設定、承認ワークフローなど、中小企業が必要とする機能を網羅しています。
一方、エンタープライズプランはこれらに加え、SAMLシングルサインオン(SSO)による高度なアクセス管理、大規模ストレージ、専任のカスタマーサポートなど、大企業レベルのガバナンスとセキュリティ要件に対応する機能が提供されます。
プラン契約・変更時の価格に関する注意点
プランを契約または変更する際には、いくつかの価格に関する注意点があります。新しい「Canvaビジネス」プランは1ライセンスから契約可能ですが、チームメンバーを追加する場合は、人数分のライセンス料金が別途発生します。
プランごとにどう変わる?既存機能の主な仕様変更点
今回のプラン体系の刷新は、各プランで利用できる既存機能の仕様にもいくつかの変更をもたらします。特に、ユーザーが頻繁に利用するストレージ容量や、ブランド管理に欠かせないブランドキットの設定可能数などは、プラン選択の重要な判断材料となります。
ここでは、プラン変更に伴う主要な機能の仕様変更点をまとめ、データ連携機能の拡張についても解説します。また、既存ユーザーが安心して利用を続けられる情報も提供します。
ストレージ容量の変更点
新しいプラン体系では、各プランのクラウドストレージ容量が明確に設定されています。個人向けのCanva Proでは100GBのストレージが提供され、ほとんどの個人利用において十分な容量を確保しています。
新設されたチーム向けのCanvaビジネスでは、1ユーザーあたり500GBのストレージが付与されるため、チーム全体の容量は所属するメンバー数に応じて増加します。
さらに、大規模組織向けのCanvaエンタープライズプランでは、ストレージ容量は1ユーザーあたり1TBとなり、容量を気にすることなく膨大なデザインアセットやデータを管理することが可能です。
ブランドキットの設定可能数の変更
ブランドの一貫性を保つために重要なブランドキット機能も、プランによって仕様が異なります。Canva Proでは、設定できるブランドキットは5つのみと変更なっており、個人のブランドや単一のプロジェクト管理に適しています。
一方、Canvaビジネスでは、設定できるブランドキットの数は100キットとなり、複数のブランドや製品ライン、クライアントごとのデザインアセット(ロゴ、カラー、フォント)を個別に管理できます。これにより、複数のブランドを展開する企業やデザイン制作会社などにとって、より効率的なブランド管理が実現します。
Canvaエンタープライズプランは既存機能と変わらず1000キットの保存が可能です。
データコネクタ・カスタムアプリ機能の拡張
Canvaビジネスおよびエンタープライズプランでは、外部サービスとの連携機能が強化されています。(Canva Proに関してはデータ連携できませんがCanvaシート・Google スプレッドシートなどのデータの取り込みは可能です。)データコネクタ機能を利用することで、HubSpotやGoogle Analyticsといった外部プラットフォームに保存されているデータをCanvaのデザインに直接連携させ、グラフやレポートを自動で生成できます。
また、前述のとおりですが、Canvaエンタープライズプランではカスタムアプリの開発にも対応し、企業独自のワークフローやシステムとCanvaを統合することが可能です。
これらの機能拡張により、デザイン作成プロセスが効率化され、データに基づいたクリエイティブ制作がよりスムーズに行えます。
【重要】既存ユーザーは現行プランのまま継続利用が可能
現在Canvaチームスプランを利用している既存の契約者は、今回のプラン変更によって直ちに影響を受けるわけではありません。Canvaの公式情報によると、新しいプラン体系への移行を選択するまで、旧プランであるCanvaチームスプランをそのまま継続して利用することが可能です。つまり、自動的に「Canvaビジネス」プランに切り替わることはありません。
ただし、一度解約した後に再契約を行う際には、新しく提供されているプラン体系の中から選択する必要が生じるため、その点には注意が必要です。
業務効率がアップする!注目の新機能5選を詳しく紹介
Canvaはプラン体系の変更と並行して、AI技術の活用や外部の専門的ツールとの統合を積極的に進めており、業務効率を飛躍的に向上させる新機能が続々と登場しています。ここでは、ブランド分析から広告素材までを自動生成するAI機能や、プロ向けの高度なデザインツール群、インタラクティブなデータ可視化ツールなど、特に注目すべき4つの新機能や連携強化について、その概要と活用メリットを詳しく紹介します。
【Canva Grow】AIがブランド分析から広告素材まで自動生成
CanvaGrowは、AIを活用してマーケティング活動を支援する機能群です。この機能を用いると、登録したブランド情報やウェブサイトの内容をAIが分析し、ブランドのトーン&マナーに合った広告バナーやSNS投稿用のデザイン案を複数自動で生成します。
専門的なデザインスキルがなくても、一貫性のある高品質なマーケティング素材を短時間で大量に作成できるため、プロモーション活動の効率が大幅に向上します。テストマーケティング用の素材作成や、キャンペーンの迅速な立ち上げに役立ちます。
【Affinity】プロ向けの高度なデザインツール群を統合
Affinityは、ベクターグラフィックソフト「Designer」、画像編集ソフト「Photo」、DTPソフト「Publisher」からなる、プロフェッショナル向けの高度なデザインツール群です。
将来的には、Canvaの直感的で使いやすいプラットフォームと、Affinityの精密で専門的な編集機能がシームレスに統合されることが期待されます。これにより、簡単なデザインからプロレベルの複雑な制作まで、幅広いニーズに一つのシステム内で対応可能になります。
【Leonardo AI】AIによるクリエイティブコンテンツ制作を支援
Canvaのアプリ機能を通じて利用できるLeonardoは、近日リリース予定とされている連携機能で使えるサービスです。テキストから独自の画像を生成するなど画像に強い最先端のAIサービスです。ユーザーが作成したい画像のイメージを文章(プロンプト)で入力するだけで、AIがその内容を解釈し、高品質なイラストや写真を生成します。
これにより、ストックフォトサービスでは見つからないような、特定のシチュエーションやユニークなコンセプトのビジュアルを瞬時に作成できます。プレゼンテーション資料やブログ記事のアイキャッチなど、オリジナリティが求められるコンテンツ制作で特に威力を発揮します。
【Flourish】インタラクティブなデータ可視化を実現
Canvaファミリーの一員であるFlourishと連携することで、静的なグラフだけではなく、動的でインタラクティブなデータビジュアライゼーションを作成できます。Flourishを使えば、ユーザーがカーソルを合わせると詳細情報が表示されるチャートや、時系列で変化する様子をアニメーションで表現するマップなどを簡単にデザインに組み込めます。
プレゼンテーションやオンラインレポートでデータを示す際に、視聴者の興味を引きつけ、複雑な情報を直感的に理解させる効果的な手段となります。
まとめ
2025年11月25日から実施されるCanvaのプラン体系変更により、法人向けプラン「Canva Teams」は提供を終了し、後継として「Canvaビジネス」プランが新設されました。
この新プランは1ライセンスからの契約が可能で、個人事業主から中小企業まで幅広い層が利用しやすくなっています。
プランの変更に伴い、料金体系やストレージ容量、ブランドキットの仕様などが刷新されました。既存のTeamsユーザーは当面現行プランを継続利用できますが、今後の契約変更時には新プランが適用されます。
※本記事は2025年11月20日時点の情報に基づき作成しており、仕様変更などの場合がございます。最新情報に関しましてはビズらくにお問い合わせください。

Canva(キャンバ)
簡単操作で誰でもあらゆるデザインを作成できるビジネス版「Canva」
豊富なテンプレートや素材が用意されているため、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に
プロクオリティのプレゼンテーション、動画、ポスター、メニューなどあらゆるものをデザインできます。







