「社内コミュニケーションをもっと円滑にしたい」「情報共有の抜け漏れをなくしたい」──そんな課題を抱える企業に選ばれているのが「LINE WORKS 」です。本記事では、LINE WORKSの主要機能を紹介し、さらにほかのビジネスチャットツールとの違いやプラン別の機能差異についても解説します。
LINE WORKSの特徴とは?
LINE WORKSとは、LINEの使いやすさと、企業が求める「セキュリティ」や「管理機能」を備えたビジネスチャット/グループウェアです。チャット機能(トーク)だけでなく、メールやカレンダー、タスク管理など、ビジネスに必要な機能がひとつのプラットフォームに集約されているのが大きな特徴です。より詳しい特徴は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

LINE WORKSとは?料金や使い方、導入メリットをチェック
社内外のコミュニケーションを効率化し、業務をスムーズに進めたい企業担当者必見!LINEの使いやすさをそのままに、ビジネスに必要な機能を搭載した「LINE WORKS」。本記事では、基本情報や主な機能、料金プラン、導入メリットをわかりやすく解説します。
この記事を読む機能1. LINEユーザーともつなげられる「トーク」
LINE WORKSのトークは、プライベートで使うLINEと同じ感覚で利用できるビジネスチャット機能のことを指します。複数メンバーでチャットができるグループトークだけでなく、個人に向けたDM(ダイレクトメッセージ)も送ることができます。その他にもトークには様々な機能があります。
【主な機能】
- LINE連携(LINEユーザーとのトークが可能)
- 既読確認(既読人数、既読メンバーを表示)
- 通訳機能(英語/韓国語/中国語(簡体字/繫体字)/スペイン語/ベトナム語/タイ語/インドネシア語/ポルトガル語)
- 画像や動画、ファイルの送受信
LINE WORKSではブラウザ版、モバイルアプリ版、パソコンアプリ版を用意しており、パソコンやスマートフォンなど、利用環境にあわせて快適に使えます。
機能2. 社外とのやり取りも簡単に行える「メール」
LINE WORKSのメールには、一般的なビジネスメールの機能に加えて、誤送信対策や大容量ファイル送信などの強みがあります。なお、メール機能は「アドバンストプラン」のみ利用可能です。
【主な機能】
- 送信取消
- 開封確認
- 大容量ファイル送信(最大2,048MB×10 個まで送信可能)
- 振り分けフィルタ/迷惑メール処理
さらにLINE WORKSのメールセキュリティを強化したい場合には、メールの誤送信を防止するクラウド型セキュリティサービス「Active! gate SS(アクティブゲート エスエス) 」を利用するのがおすすめです。

Active! gate SS(アクティブゲート エスエス)
7つの機能でメール・添付ファイル経由の情報漏えいを防ぐクラウド型メール誤送信防止対策サービス。
環境を選ばない使い易さで専門の管理者も必要なく、さまざまな職場でご利用いただけます。
機能3. 社内情報・ノウハウを簡単に共有できる「掲示板」
掲示板機能は、組織内の連絡や業務知識をスムーズに共有できる便利な機能です。
【主な機能】
- 必読投稿(必読に設定された投稿を一覧で表示)
- 既読表示(未読者への再通知が可能)
- 投稿予約(投稿日時を予約して掲示板に自動掲載)
使い方の詳細は以下の記事で解説しています。

LINE WORKS掲示板が職場での全体告知に便利! 機能と活用事例
ビジネスチャットサービス「LINE WORKS」の掲示板についてまとめた記事です。LINE WORKS掲示板の主な機能や使い方、ほかの機能との違いなどを解説します。業界別のシーンに合わせた導入事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読む機能4. スケジュール調整や設備予約ができる「カレンダー」
LINE WORKSのカレンダーでは、メンバーの予定や会議室・車両などの設備予約を一元管理できます。
【主な機能】
- 空き時間の確認(予定作成時に参加者全員の空き時間を確認)
- 共有設備の予約(共有設備の空き状況の確認・予約)
- 外部カレンダーの読み込み(iCal URLを使用し、Googleカレンダーなどの他社カレンダーを取り込める)
機能5. 抜け漏れなく業務を管理できる「タスク」
タスク機能では、自分自身のタスク管理およびメンバーへのタスク依頼・進捗管理が行えます。
【主な機能】
- 担当者・依頼者の設定
- グループタスク(チームやグループにひもづいたタスクの作成)
- 重要タスク(重要指定したタスクを一覧で表示)
機能6. 大容量ファイルを安全に共有できる「Drive」
Driveは、クラウド上の共有ストレージとして使用可能です。ファイルや資料の一元管理をセキュアな環境で行えます。なお、Drive機能は通常「アドバンストプラン」で利用可能ですが、「スタンダードプラン」にオプションとして追加することも可能です。
【主な機能】
- セキュアリンク共有(ワンタイムパスワードを発行し、フォルダやファイルを共有)
- バージョン履歴(変更内容を確認し、過去のバージョンへ戻すことが可能)
- 文書ビューア(端末へダウンロードせずにファイルの確認が可能)
また、Driveのストレージ容量はプランやオプションによって異なりますので注意が必要です。

LINE WORKS(ラインワークス)の賢い使い方解説~ストレージ容量がいっぱいになったらどうする?~
LINE WORKSを使っていると、突然「容量不足」の通知が届いて慌てた経験はありませんか?本記事では、LINE WORKSのストレージ容量がいっぱいになる原因と、すぐに実践できる対処法をわかりやすく解説します。
この記事を読む機能7. 顧客/取引先情報も一元管理できる「アドレス帳」
アドレス帳機能では、社内メンバーの情報だけでなく、社外の連絡先情報も一元管理できます。
【主な機能】
- 顧客/取引先管理
- 名刺スキャン(OCR機能で名刺のテキスト情報を読み込み)
- 重要設定(重要指定したメンバーを一覧で表示)
機能8. 意見収集や日程調整を手軽に行える「アンケート」
LINE WORKSでは、さまざまな形式のアンケートを作成・配布・回収できます。社内の意見調査やイベントへの出欠確認などに便利です。
アンケートの詳細な使い方や作成手順は、以下の関連記事で詳しく解説しています。

LINE WORKSアンケートの使い方|無料プランとの違いと活用事例
LINE WORKSのアンケート機能について徹底解説。アンケートの作成方法、6種類の質問形式、社内外での具体的な活用例、さらに無料プランと有償プランの違いまで、幅広くご紹介します。
この記事を読む他ツールとここが違う!LINE WORKSの3つの強み
LINE WORKSには、ほかのビジネスチャットツールにはない独自の強みがあります。ここでは、LINE WORKSを選ぶべき3つの理由を紹介します。
外部連携力の高さ
LINE WORKSは、LINEユーザーとつながることができるビジネスチャットツールです。顧客や取引先がLINEを使っている場合、スムーズにコミュニケーションを取れます。また、勤怠管理システムやメール誤送信防止ツールなど、さまざまなサービスやツールと連携できるため、業務全体の効率化につなげられます。
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LINE WORKSと連携できる便利な外部サービス5選!連携方法も紹介
LINE WORKSと連携すると便利なおすすめの外部サービスを5つ紹介する記事です。各サービスの特長や連携によって得られるメリット、活用法を解説します。
この記事を読む導入に対する敷居の低さ
紹介したように、LINE WORKSはビジネスに必要な多くの機能が集約されており、グループウェアとして非常に優れています。さらに、普段使うLINEと同じ操作感で利用できるため、IT化が進んでいない企業でも導入しやすい点が魅力です。操作方法を一から教育する必要がなく、直感的に使いはじめられることは大きなメリットといえるでしょう。
セキュリティ性能の高さ
ビジネスツールに欠かせないセキュリティ面でも、LINE WORKSは高い性能を誇ります。管理者によるユーザー権限設定や監査・モニタリング機能、遠隔デバイス管理機能など、企業利用に必要な管理機能が豊富に備わっています。また、LINE WORKSは国際的なセキュリティ認証(ISO/IEC 27001、27017、27018など)を取得しており、プラットフォームとしてのセキュリティも高水準です。

LINE WORKSの危険性は?セキュリティを徹底チェック!
LINE WORKSはビジネスコミュニケーションツールとして広く知れ渡っています。しかし、そのセキュリティ面が気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、LINE WORKS のセキュリティ機能について詳しく解説し、 LINE WORKS導入時に考慮すべきリスクや安全に利用するためのポイントについても紹介していきます。
この記事を読む【プラン比較】使える機能の一覧
LINE WORKSにはフリー、スタンダード、アドバンストの3つのプランがあり、ビジネスの規模や利用目的にあわせて選べます。各プランで利用できる機能は以下の通りです。
| プラン | フリー | スタンダード | アドバンスト |
|---|---|---|---|
| トーク (チャット機能) |
|||
| メール | |||
| 掲示板 (掲示板数) |
(10個まで) |
(300個まで) |
(300個まで) |
| カレンダー | |||
| タスク | |||
| Drive | (オプション追加可能) |
||
| アドレス帳 (登録件数) |
(500件まで) |
(10万件まで) |
(10万件まで) |
| アンケート |

LINE WORKS料金プランの内容と特徴、有償化すべきタイミング
LINE WORKSには無料のフリープランと2つの有料プランがあります。料金の面でフリープランは大いに魅力的ですが、有料版への移行はコストに見合った価値があるのも確かです。本記事では、LINE WORKSの無料版・有料版の料金やサービス内容の違いについて紹介します。
この記事を読むまとめ
LINE WORKSは、LINEの使いやすさを保ちながらビジネス機能を備えたグループウェアです。ビズらくでは有償プランを30日間無料で試せる「トライアルプラン」を提供しています。まずは実際に使ってみて、自社の業務にどう活用できるかを確認してみてはいかがでしょうか。





