アスクルの防災担当 田辺さんから学ぶ!職場の防災対策のいろは

こんにちは!ビズらくコンテンツ担当の菅野です。 最近、地震が多いですね・・・。みなさんの職場はしっかり防災対策できていますか?

「まったく備えができていない」「備えているが十分かどうか心配」「何から準備したらよいかわからない」などなど、日本企業の約半数が「自社の災害に対する備えに不安がある」と感じられているそうです。
(参考:中小企業基盤整備機構「中小企業 小規模事業者1,000人に経営の悩みを聞きました」)

そこで今回は、職場の備えに不安を感じられているお客さまに向けて、アスクルの防災担当の田辺さんにインタビューして、アスクルの防災対策の内容と、備える際の注意点やポイントをご紹介いたします。

田辺 典子(たなべ のりこ)さん

Profile

田辺 典子(たなべ のりこ)さん
アスクル株式会社 総務部 ファシリティマネジメント

総務部門にて「従業員が働きやすいオフィス環境つくり」を担当。本社施設の防災や災害時の緊急避難対応に関する一切の業務を担っている。 総務の仕事は多岐に渡り、多忙な毎日を送っている中、社内の人から相談があった時には、どんなに忙しい時でも常に笑顔で対応してくれる、社内の人気者。

菅野:今回はアスクルの防災担当の田辺さんに職場の防災対策についてお話を聞いてみたいと思います!
田辺:よろしくお願いします。

あらためて・・・なぜ職場の防災対策が必要?

菅野:アスクルではどのような災害を想定しているのでしょうか?

田辺:豊洲本社で発生する地震・火災に備えています。アスクルは3年前からテレワーク中心の働き方に変わりました。それでも本社には毎日300名近くの従業員が出社します。もし地震・火災が起きたとしても、私たちは当日出社している従業員全員の身の安全を守る責任があると考えています。

菅野:労働契約法でも「安全配慮義務」が定められており、会社として防災対策はしなくてはならないですよね。防災に取り組んでいないと従業員も不安を感じてしまいますし。逆にしっかり取り組んでいれば、従業員も毎日安心して出社できますよね。

田辺:特にここ数年は本当に地震が多くて、とても恐怖を感じています。関東では近々直下型地震が発生するともささやかれているので、特に最近は防災の必要性とその責任を強く感じています。

アスクルではどのような備えを行っていますか?

菅野:アスクルではどのような備えをしているのでしょうか?

田辺:本社向けには基本的に4つを準備しています。①自衛消防隊 ②備蓄品 ③防災セット ④安否確認です。

菅野:それぞれの内容をくわしく教えてもらえますか?

田辺①自衛消防隊は、あらかじめ隊員と役割を決めて、もし本社で火災や地震が発生した時に速やかに「通報」「消火」「避難」の手順が行えるような体制を整えています。②備蓄品は、従業員が本社に取り残された時にオフィス内で生活できるよう、食料や水などを社内に保管しています。③防災セットは、従業員が本社から自宅に帰宅する際、無事安全に自宅まで帰宅できるよう、ヘルメットや救急用品等を入れたリュックをオフィスに常備しています。④安否確認は、安否確認システムを使って、地震が発生した際に、従業員の安否が確認できるような体制をしいています。

菅野:なるほど。かなり充実していますね。アスクルは2011年の東日本大震災でオフィスが被災し、全従業員が避難した経験がありますので、その実体験も備えに活かされていますね。

職場で実施すべき防災対策のポイントなどはありますか?

菅野:それぞれの備えについて、準備する上で考慮したポイントはありますか?

田辺①自衛消防隊は、テレワークを主体とした働き方に変化したことをふまえて、構成員をあらかじめ設定せず、災害発生時に出社している社員で対応する体制にしました。②備蓄品は、本社で3日間すごせる量を保管しています。③防災セットは、市販されている防災グッズに加え、電池で使用できるモバイルバッテリーや生理用紙ナプキンを用意しました。生理用品は止血用にも使えて便利なんです。また長時間歩いても疲れないようにしっかり背負えるリュックを選びました。④安否確認は、定期的に訓練を行い、回答率を高める努力をしています。以前は回答率が60%程度でしたが、新システムに切り替え、アプリも使用できる点と訓練と啓発を繰り返すことにより、現在では100%に近い回答率になっています。

菅野:なるほど。被災した場合のことをリアルに想定して、とてもきめ細かく考えられていますね。これだけそろっていれば、従業員も家族も安心してアスクルで働けますね。 本社以外の場所でテレワークしている人に対しての備えは何かありますか?

田辺テレワークで働いている従業員には、防災セットを提供しています。従業員からの要望も多かったため、防災セットの入替えに伴い、以前使用していた防災リュックを必要とする社員にご要望に応じて提供いたしました。もし自宅で地震が起きても安全に避難してもらえるように、という思いを込めて提供しました。

菅野:従業員の声を反映させるところは、「お客様のために進化する」アスクルらしいですね。

職場の防災対策はどこから手を付けていけばいいのでしょうか?

菅野:ビズらくのお客さまの中には「自社の災害に対する備えに不安がある」と感じられている企業さんがたくさんあるかと思います。まず何から準備するとよいでしょうか?

田辺備蓄品と防災セットは用意しておくことをおすすめします。アスクルでもいろんなグッズを販売しています。予算に応じて必要最低限なものだけでもそろえておくと安心です。また従業員の安否が確認できる仕組みは何かしら用意しておいた方がよいと思います。

菅野:確かに備蓄品と防災リュックはすぐそろえられそうですね。ただ、安否確認システムはコストがかかるので、なかなか準備するのが難しい企業さんもあるのではないでしょうか?

田辺:確かにハードルが高い企業さんもあるかと思いますが、しっかりしたものでなくても、最近は手頃に安否確認できるツールがたくさんあります。たとえばLINEWORKSを使ってグループで安否確認を行っている企業の事例もよく聴きます。

菅野:なるほど。お金はかけなくても、気軽に安否確認できるツールがあるといいですね。ビズらくではお手ごろな価格で安否確認ができるビジネスチャットツールを提供しております。たとえば LINEWORKSのアンケート機能や既読確認機能を使うことで、簡単に安否を確認できたりします。またWowTalkなら安否確認の機能が付いているのでバッチリです。備蓄品や防災グッズについては、アスクルで豊富にご用意しております。
これを機にアスクル・ビズらくで職場の防災対策の見直しをご検討いただければと思います!

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導入も簡単でセキュリティも万全。

 

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