緊急事態が起きても安心!BCP対策にクラウドを活用しよう!

災害、障害、緊急事態・・・・これらはどんなビジネスにも突然やってくる可能性がある脅威です。
しかし、そんな時にもビジネスを継続し、最小限の損害に抑え、事業の継続や早期復旧を図るにはどうすれば良いでしょうか?

今回は、コア業務を停止させずに事業継続のためのBCP対策と、対策の一つとして注目が集まっているクラウド化について解説します。

目次

BCPとは

BCP(ビジネスコンティニュイティプラン=事業継続計画)は、地震や台風などの自然災害、新型インフルエンザなどの大規模感染などの予期しない事態に備えて業務を継続し、最小限の影響で回復するための戦略的な計画です。具体的にはデータのバックアップ、災害復旧プロセス、従業員の安全確認などが含まれます。内閣府では、2005年に公表した「事業継続ガイドライン」でBCPの策定を強く推奨しています。また、2011年の東日本大震災、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の流行などをきっかけに、BCPの策定や見直しに着手する企業が増えつつあります。

クラウドとは

さらに平常時からBCP対策を万全にしておけば、取引先や顧客からの信頼も高まり、企業イメージの向上にもつながります。とはいえ、BCP対策はリスクに備えるものですので、コストを抑えたいと考える人も多いでしょう。そこでコストパフォーマンスのよいBCP対策としてビズらくがおすすめするのはクラウドの活用です。

クラウドとは、利用者がサーバーやソフトウェアを持たずに、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用することを示します。サービスがどこから提供されていて、どこにデータが保存されているかといった物理的な場所をユーザーが意識しないで利用できる点が特徴です。ビズらくで提供しているサービスの多くがこのクラウドを活用したクラウドサービスです。
ここからはBCP対策にクラウドを活用することで得られる効果やメリットを確認していきましょう。

クラウドがBCPにもたらすメリット

1. 災害からのデータ保護

ビジネスの早期回復を図るためには、職場の重要データを消失・漏えいのリスクから守ることが大切です。クラウドはデータを地理的に分散保存でき、災害時にもデータを安全に保護します。データはサービスごとのデータセンターに保存され安全性を確保できるので、リスク回避として有効なだけでなく社外の離れた場所にバックアップされ、復旧が容易です。


2. コスト負担が小さい

自社でデータ保護のための設備を運用することに比べれば、コスト面での負担が小さいこともクラウドを利用してBCP対策をクラウドサービスで行うメリットの一つです。クラウド上に保管したデータは、クラウドサービス提供事業者のデータセンターで安全に守られますが、クラウドを利用せずに自社でデータ保管のための設備を準備しようとすれば莫大な金額が必要となります。クラウドサービスにも利用料はかかりますが、大企業でなければ1ヶ月あたり数万円〜数十万円程度の支出に抑えることができます。


3. リモートアクセス

クラウドを活用すると、従業員はリモートワークで仕事が続けやすくなります。リモートワークは、BCP対策の目的とされる自然災害時・感染症流行時など緊急時の働き方としてマッチするためBCP対策との親和性が高く有効だと言われています。クラウドは、インターネット環境さえ整っていれば、社員の出社・集合が不可能になった場合でも、業務遂行が可能になります。


4. セキュリティとコンプライアンス

クラウドは、クラウドサービス事業者によって高いレベルでのセキュリティが確立されています。高いレベルのセキュリティを自社で構築しようとすると大きなコストが必要となりますが、クラウドでデータ管理することによって低コストでセキュリティリスクを低減し、安全にデータを守ることができます。

クラウドをBCPに活用した事例

では、各企業はクラウドをどのように活用しているのでしょうか。具体的事例を3つ紹介します。


(事例1) データバックアップと復旧

通常、大規模なデータセンターを運用・管理できる予算を持っている企業はなかなかないと思います。大きな予算をもっていなくても、クラウドサービスを利用することでデータのバックアップと復旧を効果的に行えます。例えば、クラウドストレージサービス(オンライン上でファイルを保存・共有できるサービス)を利用して重要なデータを安全にバックアップし、災害時にクラウドからデータを迅速に復元して業務を継続することができます。


(事例2) リモートワークの実現

従業員にリモートワーク環境を提供し、業務継続性を向上させている企業はたくさんあると思います。例えばWEB会議ツールや、会社等の接続先にあるPCの画面をリアルタイムで手元側の機器に転送するsplashtopを導入することで、従業員はどこからでも安全に業務を継続できます。


(事例3) 効果的なコミュニケーション

従業員が利用できる、安全かつ迅速なコミュニケーション手段としてビジネスチャットを利用するというものがあります。ビジネスシーンでの有用性だけでなく、災害などが起こった際、従業員の安否確認や被害状況の確認のためにコミュニケーションが欠かせません。
一般的な連絡手段である電話やメールは1対1のコミュニケーションには適していますが、複数人での相互のやり取りはしづらく緊急連絡に不向きです。ビジネスチャットツールなど、1画面で全員の発言が確認できるコミュニケーション手段を取り入れると、災害時の連絡がスムーズになります。

まとめ

このように企業にとって、クラウドサービスはBCPの強力なツールとなり、限られた予算とリソースを最大限に活用してビジネスの持続性を確保する手段となります。データバックアップ、リモートワーク、効果的なコミュニケーション、コスト削減など、クラウドは中小企業のBCP戦略を支援する多くの方法を提供・実現します。

災害に備え、データを保護し、業務を継続するために、クラウドの力を活用しましょう。御社のビジネスの未来を確実にするために、クラウドとBCPを組み合わせることを検討してみてください!
ビズらくでもBCPに役立つクラウドサービスを豊富に取りそろえております。
これを機にビズらくで各種クラウドサービスの導入をご検討いただければと思います!

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