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保育園や幼稚園の安全対策強化には、見守りカメラの導入がおすすめです。本記事では、現在の安全対策における課題や見守りカメラを設置するメリット、導入の際の注意点や最適な設置場所を解説します。導入を検討している方は、ご自身の施設に合った見守りカメラを選定するための情報として役立ててください。
保育園の安全対策の現状・課題
教育・保育施設などでは、安全対策について未だ課題が残っている現場が少なくないのが現状です。特に、事故や事件の報道が増えており、こども家庭庁の発表によると、2023年には全国で2,772件もの事故が発生しています。骨折などの重大な怪我も多く、死亡事例も9件報告されています。
こうしたなか、2023年4月から全ての保育施設において安全計画の策定が義務づけられました。しかし、現場では人手不足や設備の老朽化といった課題があり、保育士の目が行き届かない場面も少なくありません。特に、園児の動きが活発になる遊び時間や昼食時などは、予期せぬ事故が発生しやすい状況です。
また、保護者から「園での子どもの様子がわからない」といった不安の声が出ることもあります。園内でのトラブルや怪我の経緯を明確にすることが求められるケースもあり、透明性の向上も重要な課題となっています。こうした問題を解決する手段のひとつとして、見守りカメラの導入が注目されています。
参照:こども家庭庁|『令和5年教育・保育施設等における事故報告集計』の公表について
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保育園に見守りカメラを導入するメリット
事故やトラブルの発生を未然に防げる
見守りカメラの存在は、園児や職員の行動に対する抑止力となり、危険な行動や不適切な対応を防ぐ効果があります。例えば、園児間のトラブルや高い場所からの転落事故や転倒事故など、日常的に起こり得るリスクを早期に察知し、迅速な対応が可能です。
保育士は多くの園児を見守る必要があるため、見守りカメラの導入によって死角を減らし、安全管理の向上が期待できます。特に、屋外遊びの時間や昼寝の時間など、保育士が別の業務をしている間も、カメラを通じて園児の動向を確認できるため、事故防止に役立ちます。
事故やトラブル発生時の状況把握につながる
万が一事故やトラブルが発生した際、カメラの映像が客観的な証拠となり、適切な対応が取れるようになります。そして、カメラ映像を活用して、「なぜ園児が怪我をしたのか」「どのタイミングで問題が発生したのか」といった点を映像で確認し、過去のトラブルの振り返りができます。これにより、再発防止のための具体的な対策を講じることが可能になります。
加えて、不審者の侵入を防ぐことや、警察や関係機関への迅速な情報提供にも役立ちます。さらに、保護者が部分的に映像を閲覧できる仕組みを導入することで、保育園での生活の様子を透明化し、信頼関係の向上につながります。見守りカメラは園児の安全を確保するためにも重要な防犯ツールになるといえます。
保育の質の向上と改善につながる
カメラの映像を活用することで、保育士の指導内容や園児への対応を振り返り、保育の質を向上させることが可能です。この映像記録は研修教材としても活用でき、保育士の育成に役立ちます。
さらに、園長や理事長は、離れた場所からでもスマートフォンなどを通じて現場の状況をリアルタイムに確認できるため、園の運営方針に沿った保育が実践されているか把握し、迅速かつ適切な運営管理につなげられます。
不審者の侵入を防げる
見守りカメラの設置により、外部からの不審者侵入の抑止効果が期待できます。特に、園の門や外周にカメラを配置することで、不審者の早期発見と迅速な対応が可能になります。カメラと連動したセキュリティシステムを導入すれば、異常が発生した際にアラートを送ることができ、職員が即座に対応することが可能になります。
見守りカメラを導入するメリットに関しては以下の資料も参考にしてください。

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資料をダウンロードする保育園に見守りカメラを設置する際の注意点
園児や保育士のプライバシーを考慮する
見守りカメラを設置する際には、園児や保育士のプライバシーについて最大限に配慮する必要があります。特に、更衣室やトイレなどのプライベートな空間にはカメラを設置せず、録画対象の範囲を明確に定めることが重要です。また、音声録音機能の有無も慎重に検討し、監視の目的を明確化することが求められます。カメラによって監視されることによる心理的ストレスを軽減するための対策も必要です。
撮影データの取り扱いルールを明確に定める
カメラで記録された映像は個人情報を含むため、保管期間やアクセス権限をきちんと設定する必要があります。さらに、データの閲覧目的を限定し、不適切な使用を防ぐ規定を設けることが望ましいです。以下のポイントに考慮しましょう。
見守りカメラ録画データの取り扱いのポイント
- データ保管期間の明確な設定(クラウド保存は細かく設定可能・物理ディスクは容量によって期間が異なる)
- アクセス権限者の限定(理事長・園長、主任保育士など責任者に限定)
- パスワード管理の徹底と定期的な変更
- データへのアクセスログの記録と保管
- データ破棄の方法と手順の明確化
- データ閲覧の目的と手続きの文書化(事故調査、不審者対応など)
- 外部への映像提供に関するルール(警察からの要請への対応など)
- 違反時の対応手順の策定
加えて、不正アクセスなどからのデータの流出を防ぐため、セキュリティ対策が万全なサービスを選定することが重要です。
保護者への説明・同意確認を徹底する
カメラの設置目的やデータの取り扱いについて、保護者へ丁寧に説明し、同意を得ることが不可欠です。以下のように説明会や書面を活用して透明性を確保することで、保護者との信頼関係を築くことができます。
保護者への説明・同意確認ポイント
- 入園時、カメラ設置の目的と運用方針を明記した重要事項説明書を配布
- 保護者説明会を開催し、質疑応答の機会の設定
- 同意書の取得と保管の徹底
- カメラ設置場所を示した園内マップを作成し、保護者に公開
- 定期的に運用状況を保護者に報告
- 保護者からの質問や懸念に対応する窓口を設置
- 異議申し立てのプロセスを設けて、保護者の意見を尊重する姿勢を示す
設置場所に適したカメラを使用する
見守りカメラの効果を最大限に生かすには、設置環境に適した機種を選定することが重要です。例えば、屋外に設置する場合は防水・防塵機能付きのカメラを選ぶ、夜間監視が必要な場合は暗視機能付きのカメラを活用する、子供たちの教室などではできるだけ小型で子供たちの行動の邪魔にならないような大きさのカメラを置くなどの工夫が求められます。以下の点も考慮する必要があります。
カメラ選びのポイント
- 解像度:事故や不審者を識別できる十分な画質(最低でも1,080p以上推奨)
- 広角レンズ:広い保育空間を効率的にカバーできるもの
- クラウド保存:物理的な記録媒体の盗難や破損リスクを軽減
- 暗号化機能:データ転送時のセキュリティ強化
保育園で見守りカメラを設置するべき場所
保育園において、効果的に見守りカメラを活用するには、以下の場所に設置することをおすすめします。
見守りカメラのおすすめ設置場所
- 門や外周:不審者の侵入を防ぐため
- エントランス/ロビー:来訪者の確認と記録
- 駐車場/駐輪場:送迎時の安全確保と不審車両の監視
- 園庭:遊具での事故や外部からの侵入対策として活用
- 廊下や共有スペース:園児が移動する際の事故を防ぐため
- 各保育室:園児間のトラブルや事故を記録。死角となる場所をカバーするよう配置。
- 午睡スペース:乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のための見守り
一方、トイレ内部や着替えエリア、保育士の休憩室など、プライバシーの観点から設置を避けるべき場所があります。適切なカメラの設置によって、保育士や職員による見守りを補助し、安全で安心な保育環境を整えられます。
適切に見守りカメラを導入し、園児の安全を守りましょう
見守りカメラの導入は園全体や園児の安全確保、保育の質向上に貢献します。運用ルールを定め、適切な場所に設置するのがポイントです。
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