Canvaの使い方が分かる!基本操作や便利な機能・活用事例を紹介

「デザインは難しそう」「SNS映えする画像を作りたいけど、何から始めればいいか分からない」と感じていませんか?Canvaは、初心者からプロまで誰でも使いやすいデザインツールです。本記事では、Canvaの基本的な操作方法や便利な機能、実際の活用例について分かりやすく解説します。

目次

【初心者もOK】Canvaの基本操作ガイド

Canva(キャンバ) は、デザインの経験がない方でも直感的に使える便利なツールです。ここでは、まず基本的な操作方法について解説します。

Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)

簡単操作で誰でもあらゆるデザインを作成できるビジネス版「Canva」
豊富なテンプレートや素材が用意されているため、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に
プロクオリティのプレゼンテーション、動画、ポスター、メニューなどあらゆるものをデザインできます。

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画像・写真の挿入と並列配置方法

Canvaでは、画像や写真を直感的に挿入・配置できます。左側メニューの「素材」から好きな写真を選び、キャンバスにドラッグ&ドロップするだけで簡単に追加可能です。

自分のパソコンにある画像を使いたい場合は、「アップロード」から取り込むことが可能で、画像のサイズ調整やトリミングも、四隅のハンドルをドラッグするだけで手軽に行えます。さらに、複数の画像を並べる際は、ガイド線を目安にしたり、配置機能を使って等間隔に整列させたりすることもできます。

画像・写真の挿入と並列配置方法

テキスト(文字)入力と編集方法

テキスト(文字入れ)を行うには、左メニューの「テキスト」から「見出しを追加」または「本文を追加」などを選び、キャンバス上に配置します。テキストボックスをダブルクリックすれば、文字の編集が可能です。

テキスト(文字)入力と編集方法

上部のメニューでは、フォントやサイズ、色、太字、斜体、文字間隔などを細かく調整できます。文字の位置移動や複製も、ドラッグ&ドロップやショートカットキーで簡単に行えます。


素材・図形・アイコンの使い方

Canvaの「素材」メニューには、図形やイラスト、アイコンなど、豊富なデザイン素材がそろっています。検索ボックスにキーワードを入力すれば目的の素材がすぐに見つかり、クリックするだけでキャンバスに追加されるので、直感的な操作が可能です。

追加した素材はサイズや色、角度を自由に調整できるほか、透明度の変更やレイヤーの重なり順も調整できます。例えば、図形を重ねて装飾したり、アイコンの色を統一したりと、オリジナリティあふれるデザインを作成することが可能です。


色・レイアウト・配置の調整

オブジェクトや背景の色は、上部メニューにあるカラーパレットから簡単に変更できます。 Teamsプランの場合はブランドカラーなどを登録しておくと作業がより効率的に行うことが可能です。
また、複数の要素を選択した場合、「配置」機能を使って上下左右や中央にそろえたり、等間隔に配置したりすることが可能です。

色・レイアウト・配置の調整1

さらに、「レイアウト」や「配置」オプションを利用すれば、要素の重なり順やグループ化も手軽に調整できます。ガイド線やスナップ機能も活用することで、細かなズレを防ぎながら、全体のバランスを整えた美しい配置を実現できます

色・レイアウト・配置の調整2

Canvaの便利機能まとめ

Canvaは誰でも簡単に使えるデザインツールとして、多彩な便利機能がそろっています。ここでは、特に役立つ機能を分かりやすく解説します。


写真の背景削除・切り抜き

Canvaでは、写真の背景をワンクリックで除去できる「背景リムーバー」機能が利用できます。編集画面で画像を選び、ツールバーから背景リムーバーをクリックするだけで、AIが自動で被写体を切り抜いてくれます。

履歴書用の写真やプレゼンテーション資料の画像など、用途にあわせて素早く加工できる便利な機能です。さまざまな写真に対応可能なこの機能は、Canva ProやTeamsプランでは回数無制限、無料プランでは一度だけ体験可能です。

写真の背景削除・切り抜き

画像のフィルター・透過・重ね順調整

画像にフィルター・エフェクトをかけると、ワンクリックで写真の色合いや雰囲気を簡単に変えられます。さらに、素材の透明度はスライダーで調整できるため、重なった要素の見せ方を工夫しやすくなり、全体を洗練された印象に仕上げることができます。また、レイヤー機能を使えば、画像や図形、テキストなどの重ねる順番を自由に変えられるので、デザイン全体に奥行きを加えることも可能です。

これらの操作は全て直感的に行えるため、初心者でも複雑なレイアウトをスムーズに編集できます。

画像のフィルター・透過・重ね順調整

AI機能(スラッシュマジック/画像生成など)

CanvaのAI機能では、テキストを入力するだけで画像や動画を自動で作成できる「マジック生成(ドリームラボ)」が利用できます。日本語の指示(プロンプト)に対応しているため、専門的な知識がなくても直感的に操作できるのが大きな特長です。

写真やイラスト・アニメ風など、さまざまなスタイルを選択でき、生成した画像はそのままCanva上で編集して自由にカスタマイズできます。さらに、人物や背景を自動で切り抜く「マジック切り抜き」や、複数の画像を自然に合成する機能、AIによる動画生成機能も搭載されています。これらの機能を使うことで、ビジュアル制作を効率よく進められるでしょう。

AI機能(スラッシュマジック/画像生成など)

グループ化・複数選択で効率的に配置

Canvaでは、「複数選択」や「グループ化」といった機能を使うことで、作業効率を大きく高められます。例えば、Shiftキーを押しながらクリックしたり、ドラッグで囲んだりすると、テキストや図形、画像などをまとめて選択できます。こうして選んだ要素は、色やサイズ、位置などを一度に調整できるため、編集にかかる手間を大きく削減可能です。

また、「グループ化」機能では、複数のパーツをひとつのまとまりとして扱えるようになります。これにより、配置のバランスを保ったまま、まとめて移動や変更ができて便利です。グループ化やグループ解除は、右クリックでメニューから選ぶか、ショートカットキー(Ctrl/Command+G)を使えば、簡単に操作できます。

グループ化・複数選択で効率的に配置

SNSやクラウドサービスとの連携

Canvaは、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドサービスと連携でき、保存している画像や素材をそのまま取り込むことができます。サイドバーの「アップロード」から使いたいサービスを選ぶだけで、素材の追加や共有が簡単に行えます。

また、作成したデザインは、 InstagramやX(旧Twitter)などのSNSにワンクリックで投稿できるほか、チームや外部メンバーと共同で編集したり、共有したりすることも可能です。

Canvaの活用事例・用途別アイデア

Canva は、初心者でも簡単に使えるデザインツールとして、多くの場面で活用されています。例えば、当サイト「ビズらく」でもCanvaを使ってバナーを作成しています。ここでは、具体的な活用事例をいくつか紹介します。

  • SNS投稿:豊富なテンプレートを使うことで、魅力的な投稿を即座に作成でき、ブランドイメージも統一しやすくなる
  • 名刺作成:プロ仕様のデザインを手軽に編集できるため、個性的で印象に残る名刺を簡単に作れる
  • ロゴ作成:カスタマイズ可能なテンプレートを使えば、オリジナルのブランドアイコンをスピーディに作成できる
  • バナー作成:ウェブ広告やイベント用のバナーも、サイズ調整が自由にできるので、効率よくデザインできる
  • チラシ作成:目的に合わせたレイアウトで販促チラシを作成でき、情報を分かりやすく伝えられる
  • ポスター作成:豊富な素材を活用し、視覚的にインパクトのあるデザインを手軽に仕上げられる
  • プレゼンテーション資料作成:プロ品質のスライドを簡単に作成でき、視覚効果を活かして説得力のある発表が可能

▼Canva(キャンバ)で作成したバナー例

Canvaバナー

Canva(キャンバ)の使い方でよくある質問

ここでは、Canvaについてよく寄せられる質問を分かりやすく解説します。


作ったデザインを別アカウントに移す方法は?

作成したデザインを別のアカウントに移す場合は、まず元のアカウントで「共有」機能を使い、移行先のメールアドレスを入力して編集権限を与えます。次に、移行先のアカウントで共有されたデザインを開き、「ファイル」から「コピーを作成」を選ぶことで、自分のプロジェクトに保存できます。

双方のアカウントを直接統合することはできないため、リンクの共有やテンプレート化などの方法を活用するのが一般的です。このような手順を踏むことで、デザインをスムーズに移行できます。


素材を使うと著作権侵害になる?

Canvaの素材やテンプレートは、無加工のまま再販・配布したり、商標登録したりすることは禁止されています。ただし、自分でオリジナルの加工を加えたデザインであれば、商用利用が認められています。

素材そのものを商品やブランドの主たる価値とするような利用はできないため、必ず各素材のライセンス条件を確認しましょう。素材をそのまま販売・配布すると著作権侵害にあたる危険性があるため、注意が必要です。

Canvaを使いこなして効率的にデザインを作成しよう

本記事では、Canvaの基本的な使い方から便利な機能、活用事例までを解説しました。Canvaは、初心者でも直感的に使えるツールで、画像の編集に役立ちます。AI機能で画像を自動作成したり、背景を取り除いたりすることもできるため、さまざまなシーンで活用できます。この記事を参考に、Canvaの新しい機能などもぜひ使ってみてください。

Canva(キャンバ)

Canva(キャンバ)

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豊富なテンプレートや素材が用意されているため、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に
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Canva 働き方をリデザインするオンラインデザインツール導入ガイド

本資料ではオンラインデザインツール選定のステップについて詳しく解説しています。 また選定後のオンラインデザインツール導入や運用までの流れと注意点についてもご紹介しています。

この資料で分かること
  • オンラインデザインツール選定のステップ
  • オンラインデザインツールCanva導入までの流れと注意点
  • オンラインデザインツール 「Canva 法人プラン」 のご紹介
  • Canva導入事例と導入効果

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