LINEビジネスアカウントとは?公式アカウントとLINE WORKSの違い

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法人がビジネスでLINEを活用する際には、LINEビジネスアカウントを準備する必要があります。ただし、通常のLINEアカウントとどのように違うのか、またその作成方法が分からないという方もいるかもしれません。本記事では、LINEビジネスアカウントの概要や機能、料金、LINE WORKSとの違いについて解説します。

目次

LINEビジネスアカウントとは公式アカウントのこと

LINEビジネスアカウントとは、法人がビジネスの集客などにLINEを活用するために作成するアカウントです。過去には「LINE@」や「LINEビジネスコネクト」など、複数のビジネス向けサービスが提供されていましたが、現在は「LINE公式アカウント」に統一されています。

つまり「LINEビジネスアカウント=LINE公式アカウント」ということです。メッセージ送信だけでなく、マーケティングや集客に役立つさまざまな機能が利用できます。LINE公式アカウントの開設方法は非常に簡単です。ビジネスIDを作成し、登録するだけで利用を開始できます。

LINE公式アカウントの概要

LINE公式アカウントには、アカウントの種類や料金プランに違いがあります。適切に活用するためには、それぞれの特徴を把握することが大切です。


アカウントの種類

LINE公式アカウントは、以下の3種類に分かれます。

LINE公式アカウントの種類

  • 未認証アカウント
  • 認証済みアカウント
  • プレミアムアカウント

未認証アカウントとは、法人だけでなく個人でも取得可能なアカウントで、基本的な機能は全て利用できます。LINE公式アカウント開設時点では、未認証アカウントとなります

認証済みアカウントとは、LINEの審査を経て認証を受けたアカウントです。青色のアカウントバッジが付与されるため、未認証アカウントより信頼性が向上します。検索結果への表示や、アカウント情報やクーポンの掲載機能、特定の決済手段が利用可能になるなど、さまざまな特典が付与されます。認証済みアカウントの申請は、LINE公式アカウントの開設時や管理画面から行えます。

プレミアムアカウントもLINEの審査を経て認証を受けたアカウントです。緑色のアカウントバッジが付与され、認証済みアカウントの上位概念に該当します。ただし、審査内容や申請方法についての詳細は公開されていません。


使える機能

LINE公式アカウントでは、以下のビジネス向けの機能が利用できます。

LINE公式アカウントで使える機能

  • メッセージ配信
  • チャット機能
  • LINE VOOM投稿(ショート動画の投稿)
  • LINEコール(無料での通話・ビデオ通話)
  • リッチメニュー(トーク画面下部に表示されるメニュー)
  • 販促機能(クーポン・ショップカードの配信)
  • レポート機能

また、以下のような便利な機能もオプションで加えることも可能です。

オプション機能

  • 友だち追加広告
  • Messaging API
  • LINEで予約

料金プラン

LINE公式アカウントには、以下の3つの料金プランがあります。

LINE公式アカウントのプラン

  • コミュニケーションプラン
  • ライトプラン
  • スタンダードプラン

コミュニケーションプランは月額固定費が無料で、基本機能は全て利用可能です。ただし、1か月あたりの無料メッセージ通数は2023年の改定により200通までと変更になりました。また、追加メッセージは送信できません。

ライトプランは 月額5,000円(税別)で、基本的な機能は全て利用できます。1か月あたりの無料メッセージ通数はこちらも改定により5,000通までに変更になり、追加メッセージは送信できなくなりました。

スタンダードプランは 月額15,000円(税別)のプランで、基本的な機能は全て利用できます。1か月あたりの配信メッセージ通数は30,000通までで、ほかのプランと比較して多くのユーザーにメッセージを送信できます。また、30,000通を超える場合は、従量課金制度により、1通あたり3円で追加メッセージを送信可能です。なお、50,000通以上送信する場合は、単価が安くなります。

メッセージは1通につき最大3つの吹き出しを送信可能です。メッセージ通数は「送信人数×メッセージ通数」で計算されるためプラン選びの際にはこの点も考慮してください。

LINE公式アカウントの新オプション「チャットPro」とは

LINE公式アカウントでは、2025年3月4日に新オプションの「チャットProオプション」のリリースが予定されています(2025年1月時点)。

チャットProオプションは、LINE公式アカウントのチャット関連機能を拡張する有料オプションで、月額3,000円(税別)です。チャットProオプションのリリースに伴い、無料で提供されていたチャット履歴保存期間やチャットタグ作成数、ノート作成数が大幅に変更されます

【無料範囲の変更】

  • チャット履歴保存期間:1年間→6か月
  • チャット履歴のダウンロード:可能→不可
  • チャットタグ作成数:200個→5個
  • チャットタグ付与数→10個/1チャットルーム→1個/1チャットルーム
  • ノート作成数:10,000件/1チャットルーム→1件/1チャットルーム

【チャットProオプション(有料範囲)】

  • チャット履歴保存期間: 5年間
  • チャット履歴のダウンロード:可能
  • チャットタグ作成数:300個
  • チャットタグ付与数:30個/1チャットルーム
  • ノート作成数:1,000件/1チャットルーム

出典:LINEヤフー for Business【重要】LINE公式アカウント チャットProオプションのリリースについて

上記の通り、無料で利用できる範囲が大幅に制限されるため、従来と同じ使い方を維持するには、チャットProオプションへの課金を検討するもしくは別のサービスを検討する必要があります。

チャットProオプションに月額3,000円(税別)を支払うのであれば、類似したインターフェースを持つLINE WORKSへの移行も選択肢のひとつです。

LINE公式アカウントとLINE WORKSの違い

LINE公式アカウントとLINE WORKSは、どちらもビジネス向けのサービスです。このうち LINE公式アカウントは、幅広いユーザー(顧客)への情報発信に向いています
一方、 LINE WORKSは、特定のユーザー間でのコミュニケーションに適しており、業務用ツールとしても活用できます

両者は機能や料金プランが異なりますが、顧客側から見ればLINE WORKSもLINE公式アカウントと似た使い心地です。そのため、LINE WORKSを活用して顧客とコミュニケーションを取る方法もおすすめです。実際に、美容室や融資営業などの幅広い分野でLINE WORKSが活用されている事例があります。

LINE WORKS

LINE WORKS

LINE WORKSは、企業でも安心して使える管理機能とセキュリティを備えたビジネスチャット。
なじみあるLINEと同じような使い勝手のトーク機能(チャット)をはじめ、掲示板・カレンダー・アンケート・
アドレス帳・ファイル共有などのグループウェア機能も備えています。

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LINE WORKSの概要

LINE WORKSには、LINEのメイン機能であるトーク以外にも、さまざまなビジネス向け機能が備わっています。料金プランによって利用可能な機能や人数が異なるため、どのプランが適しているかを確認しておきましょう。


使える機能

LINE WORKSでは、以下の機能を利用できます。

LINE WORKSの機能

  • トーク機能
  • 音声/ビデオ通話/画面共有機能
  • 掲示板機能
  • カレンダー機能
  • アンケート機能

さらに、管理やセキュリティに関する機能、開発者向け機能など、ビジネスに特化した機能が備わっている点が特長です。


料金プラン

LINE WORKSには、以下の3つの料金プランがあります。


【フリープラン】

料金無料のプランです。利用ユーザー数は30人まで、登録できる顧客数は500件までとなっており、ストレージは5GBまで利用できます。基本機能として、トーク、音声/ビデオ通話/画面共有(4人・60分)、掲示板、カレンダー、アンケートが利用可能です。LINE WORKSを触ってみたい!使用イメージを膨らませるには最もオススメのプランです!


【スタンダードプラン】

1ユーザー当たりの年額料金 税込5,940円、月あたりで換算すると税込495円のプランです。登録できる顧客数は10万件まで、ストレージは1TBまで利用できます。フリープランの全機能に加え、音声/ビデオ通話/画面共有の利用可能人数が200人に増加し、管理者機能の制限が解除されるなどのメリットがあります。


【アドバンストプラン】

1ユーザー当たりの年額料金 税込10,560円、月あたりで換算すると税込880円のプランです。こちらも登録できる顧客数は10万件まで、ストレージは100TBまで利用できます。スタンダードプランの全機能に加え、Driveやメールといった追加機能が利用可能です。

料金プランごとに掲示板数や顧客・取引先登録件数なども異なるため、各プランの詳細を確認して最適なプランをお選びください。

LINE WORKSの導入方法

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LINE公式アカウントとLINE WORKSを用途に合わせて活用しましょう

LINE公式アカウントは、多くの顧客に効率的に情報を発信できる便利なサービスです。また、1to1の営業やお客様対応、社内外のメンバー間でスムーズにやり取りできるツールを探しているなら、LINE WORKSもおすすめです。用途に応じて、どちらのサービスが自社のニーズに合っているかを検討してみましょう。

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