事業者向け賠償責任保険とは

事業活動を行う上で、様々なリスクがつきものです。万が一の事故やトラブルが発生した場合、高額な賠償金を支払う必要があるかもしれません。そこで、事業者向け賠償責任保険が存在します。

事業者向けの賠償責任保険は、事業活動において発生する様々な賠償リスクに対して適用される保険です。具体的には、第三者への人身事故、財物損害、情報漏えい事故等が含まれます。

この保険に加入することで、事業者が賠償責任を負うことになった場合の損害賠償金や訴訟費用等を保険会社が補償してくれます。保険に加入せず、賠償責任を負うことになった場合、企業の経営に大きな影響を与えることがあります。また、賠償責任保険には、保険金額や補償内容など、保険会社によって異なる点があるため、加入前に十分な確認が必要です。

事業活動を取り巻く賠償リスク例

事業活動においては、様々なリスクが存在します。以下は代表的なリスク例ですが、業種や事業内容によっては、他にも多様なリスクが存在します。それぞれの事業者が、自社のリスクを十分に把握し、賠償責任保険の加入を検討する必要があります。

1. 人身事故

事業活動によって第三者を負傷させた場合、損害賠償責任が発生します。
例えば、配達中に通行人へ怪我をさせてしまった場合や、飲食店での食中毒、理美容業の施術ミスによる怪我などが挙げられます。

2. 財物損害

事業活動によって、第三者の財物を損傷・破損させた場合、損害賠償責任が発生します。
例えば、リース中の機械の破損、預かった商品の倉庫内での焼失などが挙げられます。

3.情報漏えい事故

業務用のパソコンにウィルスが感染し、社内のデータベースに保存されている個人情報等が流出などが挙げられます。

4. 契約違反

契約に反して、相手方に損害を与えた場合、損害賠償責任が発生します。
例えば、納品の遅延によって相手方が損害を被った場合、支払い期日を守らなかった場合などが挙げられます。

事業者向け賠償責任保険の必要性

「中小企業のリスク意識・対策実態調査2022調査結果報告書」（一般社団法人日本損害保険協会）によると、およそ3割が勤め先の企業が何らかのリスクにより実際に被害を受けたことがある」と回答をしております。

被害を受けた企業の半数以上が、被害が大きくなることやリスクに対する備えが不十分だったことに気づきました。また、その多くが、被害が自分たちの会社では起こらないと思っていたことに驚いています。これらの結果からも、事業者向け賠償責任保険の必要性が高いことがわかります。

また、IT化が進む中小企業において、サイバー攻撃の脅威が高まっており、経営課題としての関心が増加しています。また、中小企業は標的型攻撃の踏み台としても狙われるため、サイバーリスクへの対策は必要不可欠です。

事業上の賠償リスクを包括的に補償する「お仕事あんしん保険」の魅力

※「お仕事あんしん保険」の正式名称は「ビジネスマスタープラス（事業活動総合保険）」です。
※日本国内のみの賠償リスクが対象です。

事業者は直面する様々な賠償リスクについて個別に保険に加入する必要がありますが、その手間や管理は負担が大きいものです。

そこで、アスクル㈱が運営する各種サービス会員である事業者様向けの団体保険として、事業上の賠償リスクを１つの契約でまとめて補償する事業者保険「お仕事あんしん保険」が誕生しました。

「お仕事あんしん保険」は事業活動を取り巻く様々な賠償リスクを包括的に補償することができるほか、事業にあわせてピッタリな補償を業種別と売上金額別に3つのプランから選べるため、保険料コストを最適化できるのが魅力です。

「お仕事あんしん保険」は、事業者向け賠償責任保険の一種であり、事業活動における賠償リスクを包括的に補償することができます。補償金額によってプランが選べるため、保険料コストを最適化することができます。また、補償の重複や加入漏れの心配もなく、非常に魅力的な保険です。事業者の皆様は、ぜひこの機会に「お仕事あんしん保険」の加入をご検討ください。