LINE WORKSの危険性は?セキュリティを徹底チェック!

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LINE WORKSはビジネスコミュニケーションツールとして広く知れ渡っています。しかし、そのセキュリティ面が気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、LINE WORKS のセキュリティ機能について詳しく解説し、 LINE WORKS導入時に考慮すべきリスクや安全に利用するためのポイントについても紹介していきます。

目次

LINE WORKSの危険性は?

LINE WORKSは、LINEの使い勝手の良さをビジネス向けに最適化したツールで、企業内でのコミュニケーションを効率化します。LINEとの違いは、ファイルの共有やスケジュール管理など、業務向けに設計された機能の充実やセキュリティ面の強化にあります。

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LINE WORKSとLINEの違いは? 業務で使うメリット・デメリット

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しかし、業務での利用に際して、情報漏えいやデータの安全性に不安を感じるユーザーも少なくありません。以下では、LINE WORKSの安全性について詳しく説明し、安心して利用できる理由を明確にしていきます。


ユーザーデータの国内管理

LINE WORKSは、ユーザーデータを国内のデータセンターで管理しています。これにより、日本国内の厳格な法令やデータ保護基準に従い、より高いセキュリティを実現しています。また、データが国外に流出するリスクが低く、国内での保護体制が強化されています。不正アクセスやハッキング、さらには災害などによるデータ管理施設の崩壊リスクにも十分な対策が取られており、ユーザーデータの安全性が確保されています。


厳重なセキュリティ体制

全ての通信は暗号化されており、外部からの不正なアクセスを防止しています。さらに、リアルタイムでのウイルス検知スパムフィルタリング機能を備えており、潜在的な脅威からシステムを守ります。データセンター自体も厳重に管理されており、少数の認証されたスタッフ以外は出入りできない体制が取られています。

また、LINE WORKSは、SOC2/SOC3(SysTrust)認証を取得しています。これらの認証は、セキュリティ、可用性、処理のインテグリティ、機密保持、プライバシーの5つの指標に基づき評価されており、信頼性の高さを示しています。さらに、ISO/IEC 27001、27017、27018、27701といった国際的なセキュリティ認証も取得しており、情報管理やプライバシー保護において高い基準を満たしていることが確認されています。

LINE WORKSのセキュリティ機能

LINE WORKSは、ビジネス向けに強化されたセキュリティ機能を多数搭載しています。これにより、企業が安全にデジタルコミュニケーションを行うことが可能です。以下では、特に重要なセキュリティ機能について解説します。


特定のIPアドレスに限定したアクセス制限機能

LINE WORKSでは、特定のIPアドレスに限定してアクセスを許可する設定が可能です。この機能は事業所のオフィスからのみのログインとしたい場合にご利用いただけます。IPアドレスを制限することで、特定の拠点やネットワーク環境からのみサービスにアクセスできるため、外部からの不正アクセスを防ぎやすくなります。ただし、最高管理者はこの制限に影響されません。

また、この機能はLINE WORKSスタンダードおよびアドバンストプランでのみ利用可能です。
※モバイル版アプリを除いたブラウザ版サービスやPC版アプリ、Driveエクスプローラー、POP 3 / SMTP、IMAP / SMTP、CalDAVに対応しています。


モニタリング機能

LINE WORKSのモニタリング機能は、トークのポリシーを事前に設定することで、不適切な言葉や表現を検知し、自動的に管理者へ報告します。モニタリング機能で「機密情報」などのワードを設定し、トーク上でこれらのキーワードが検出された場合には、管理者にメールで通知される仕組みを作ることで情報漏洩対策に役立てている事例もあります。さらに、管理者権限を持っていれば、チームメンバーのトーク内容を監査したり、トラブル時に過去の個人トークをさかのぼって確認したりすることが可能です。これにより、企業内の不適切なコミュニケーションを未然に防ぎ、健全な業務環境を維持できます。モニタリングのログはダウンロードもできるため、後々の検証やコンプライアンス対策にも役立ちます。


デバイス管理機能

デバイスを紛失した場合でも、管理者は遠隔からLINE WORKSのアカウントに対して強制ログアウトやデータの削除、閲覧制限を行えます。この機能により、紛失や盗難により機密情報が流出するリスクを最小限に抑えることが可能です。

また、LINE WORKSは多くのクラウド型MDM(モバイルデバイス管理)ツールと連携でき、より高度なデバイス管理も実現できます。これにより、企業のモバイルデバイス利用の安全性を高められます。


メールのセキュリティレベル設定機能

LINE WORKSのアドバンストプランでは、新規に取得したドメインはもちろん、現在使用中のメールアドレスもLINE WORKSでそのまま使用できます。またそのメール機能のセキュリティレベルも「公開」「社外秘」「機密」の3段階から選択できます。特に「社外秘」または「機密」に設定されたメールでは、外部のメールアドレスへ送信できません

また、転送時にセキュリティレベルや有効期間、転送禁止の設定を変更したり、削除したりすることも不可能です。これにより、重要なビジネス情報をより安全に管理し、外部への意図しない情報漏えいを防ぐことが可能です。また、ビズらくではLINE WORKSのメール機能に対応しているメールセキュリティサービス「Active! gate SS(アクティブゲート エスエス) 」もご提供しております。このサービスでは送信メールの一時保留や添付ファイルの暗号化(zip暗号化)といった面でLINE WORKSのメールセキュリティをより強化することができますのでおすすめです。

Active! gate SS(アクティブゲート エスエス)

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7つの機能でメール・添付ファイル経由の情報漏えいを防ぐクラウド型メール誤送信防止対策サービス。
環境を選ばない使い易さで専門の管理者も必要なく、さまざまな職場でご利用いただけます。

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LINE WORKSを導入する際の注意点

LINE WORKSは多くの企業で活用されており、業務の効率化やコミュニケーションの改善に大いに役立っていますが、導入時にはいくつかの注意点も存在します。


不正アクセスやヒューマンエラーによる情報漏えいリスク

LINE WORKSは強力なセキュリティ機能を持つ一方で、100%安全というわけではありません不正アクセスやウイルス感染といったリスクは常に存在しており、これらによって重要な情報が漏えいする可能性もあります。

また、ユーザーによる誤送信やヒューマンエラーも情報漏えいの一因となるため、注意が必要です。いかに堅固なシステムを導入しても、人的なミスが介在する限り、情報流出のリスクを完全に排除することは難しいのが現実です。

このようなリスクを最小限に抑えるためには、単にセキュリティ機能を頼るだけでなく、企業全体でリスクに対する意識を高めることが不可欠です。以下に説明する運用ルールの策定は、LINE WORKSを効果的に活用しながらリスクを低減するための重要なステップとなります。


リスク対策として運用ルールを作成しよう

LINE WORKSを安全に運用するためには、明確な運用ルールを策定することが重要です。例えば、企業が提供するデバイスのみでLINE WORKSを使用するというルールを設けることで、デバイス管理が容易になり、セキュリティを強化できます。また、BYOD(私物端末の業務利用)を許可する場合には、デバイス管理やアクセス制限を厳格にする必要があります。

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さらに、情報漏えいを防ぐための具体的なルールや、万が一漏えいが発生した場合の対応フローをマニュアル化しておくことも重要です。例えば、機密情報を扱う際のセキュリティレベルの設定方法や、誤送信時の迅速な対応策を明文化しておけば、トラブル発生時にも迅速かつ適切に対応できます。

また、定期的な研修や訓練を実施することで、従業員が常に最新の運用ルールに基づいて行動できるようにすることも、情報漏えいリスクを軽減する鍵となります。ルール作成と研修を組み合わせることで、LINE WORKSの導入に伴うリスクを最小限に抑え、企業全体で安全なコミュニケーション環境を維持することが可能です。

LINE WORKSはセキュリティ性に優れたビジネスチャット

LINE WORKSは、通信の暗号化やアクセス制限、モニタリングなどの強力なセキュリティ機能を備えており、情報漏えいリスクを最小限に抑えます。導入時には、運用ルールを明確にすることで、より安全な環境を整えましょう。詳細は以下からご確認ください。

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